おうどんや 饂の神
December, 2023
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所在地 : 京都市伏見区両替町4-303
主要用途 : 店舗付き住宅(飲食店)
設計監理 : 塚田保成デザイン事務所 / 塚田保成
構造設計 : SEI建築工房 / 小西清繁
施工 : 十曽ホーム / 吉村雅明
階数 : 2階建て
敷地面積 : 160.67㎡
建物面積 : 101.40㎡(建蔽率63.11% 許容80%)
延床面積 : 184.00㎡(容積率114.52% 許容300%)
構造 : 木造
竣工 : 12/2023
開店 : 12/27/2023
京都市伏見区に計画したうどん店の建て替え計画である。
この場所では以前からうどん店が営まれていたが、建物の老朽化に伴い、新たな建物として更新することとなった。昼は食事処として、夜はお酒も楽しめる場として、地域に親しまれる場を目指した。
敷地は、間口が狭く奥行きの深い、いわゆる「鰻の寝床」と呼ばれる京都特有の敷地形状を持つ。また周辺には、細い路地が今も多く残っている。
こうした環境を引き継ぎながら、本計画では通りから店内へと導くアプローチとして小さな路地を設けた。
ファサードはあえてスケールを抑え、街の中に特に小さな間口とすることで、控えめながらも象徴的な佇まいを意図している。周囲より小さく構えることで、かえって街並みの中で際立つ存在となることを考えた。
細長い店舗内部には、カウンター席、テーブル席、座敷など、性格の異なるいくつかの居場所をシームレスに配置した。ひとりでの食事から複数人での滞在まで、多様な距離感で過ごすことができる空間としている。
2階には店主の母の住まいを計画した。母は長年この地に住み続けており、店舗の営業と日々の生活、そして場所の記憶が緩やかに連続していく関係をつくろうと考えた。
うどんという日常的な食を提供する場として、都市の奥行きに沿って挿入された小さな空間は、更新と継承が重なり合いながら、時間とともにその場の輪郭が静かに形づくられていくことを期待している。
Location : Ryogaemachi, Fushimi-ku, Kyoto Japan
Type : Udon Restaurant with Private Residence
Architect : Yasunari Tsukada design / Yasunari Tsukada
Structural engineer : SEI Kenchiku Kobo / Kiyoshige Konishi
Construction : Jisso Home / Masaaki Yoshimura
Floors : 2 stories
Site area : 160.67㎡
Building area : 101.40㎡
Total floor area : 184.00㎡
Structure : Wood
Completion : 12/2023
Open : 12/27/2023